〈STORY〉

人口1万人弱の瀬丹賀島 〈セニカとう〉。

男子1人、女子2人の幼馴染グループ Senikas〈セニカズ〉は、まもなく夏休みを迎えようとしていた。

Senikasのリーダー、心乃枝 美羽〈ここのえ みう〉は今年の夏休みにやりたいことを皆に告げる。

「今年は、うわさを調査します!」

島に住む子供のなかで広がっている”神隠しの噂”

島に伝わる言い伝え、奇妙な現象、そして噂の真実。

そして全てが明らかになったとき、Senikasの皆は気づくだろう。


きっとこれが、最後の夏になる――と。

〈DOWNLOAD〉

「UMI-OTOGI 遥かな海のグリモワール」

2024年夏 公開予定。

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PCにて配信予定。

〈CHARACTERS〉

〈WORLD〉

〈MYSTERY〉

瀬丹賀島には蛇神を中心とする民間信仰が存在する。
そんな瀬丹賀島の人々の間に伝わるとある伝説が大蛇伝説。
大蛇はベリニカ山を一巻きも二巻きもするほどの大きさだったと伝えられている。

遥か昔海を渡って一匹の大蛇が瀬丹賀島に訪れた。
大蛇は瀬丹賀島を自らの住処として島に住む人々と共存した。
不思議な力を持っていた大蛇は瀬丹賀の地に平和と豊穣をもたらし自らの使いとして無数の蛇を生み出した。
島の人々は大蛇を畏怖と敬愛の念でもって崇拝した。
ある時、島に大きな災いが近づいた。
大蛇は自らの力を用いてこれを防いだが、力を使い果たした大蛇は大きな藤の樹となって朽ち果てた。
大蛇を不憫に思った人々は瀬丹賀神社を建てて大蛇を祀った。
人々は、大蛇がいつまでも島を見守ることができるようにと大きな鏡を用意した。
いまでも鏡を通して大蛇は瀬丹賀の地を見守っている。

瀬丹賀の地に降りかかる厄災を祓う目的で毎年、瀬丹賀神社を中心として夏頃に行われるお祭り。
祭り自体(出店など)は17時頃から始まり、瀬丹賀島の一大イベントに数えられる。
その発祥は古く、瀬丹賀神社に祀られる蛇神を鎮める(弔う)目的で行われ始めたという。
普段は秘密とされているが、翠願祭でのみ瀬丹賀神社にある御神体の大鏡が公開される。
翠願祭の会場は瀬丹賀神社と参道などの周辺地域。
現在では厄災を祓う目的で行われる。

〈GALLERY〉